世界の大都市であるニューヨークは素敵な街なのですが、同時に家賃がものすごく高く、生活も大変な街でもあります。
今回はざっくり簡単に5つのエリアを説明したいと思います。
前提としてお金があまりなく、節約したい方目線で解説いたしますのでご理解下さい。
また、職場など目的地がマンハッタンの中心部にある前提で説明しています。また郊外などニューヨーク州で見るととても広くなるの割愛させていただきます。
ニューヨークには5つの区(エリア)がある
①マンハッタン(ニューヨーク区)
これぞニューヨークといった皆さんが思い浮かべる街。巨大な公園、セントラルパークがあります。
セントラルパークの東西には高級住宅地(芸能人や社長などが暮らすエリア)やお洒落なカフェ、博物館や美術館などがあります。
テレビに映る観光地などはほぼマンハッタンでしょう。ニューヨークの中心でもあり、北側は有名なハーレムエリアでアポロシアターやコロンビア大学などがあります。
ミッドタウンと言われる中心部には多くの企業や観光スポット、老舗デパート、高級ブランド街、ユニクロなんかもあります。
少し南に行くダウンタウンと呼ばれる場所はチャイナタウンがあったり、ソーホーやトライベッカなどといった高感度エリアにはおしゃれな店やカフェ、レストランなど多数あります。
最南端には貿易センタービルなどがある金融関係企業の集まったウォールストリートがあります。
マンハッタンの治安や家賃は?
マンハッタンの中心から北か南に遠くなればなるほど家賃は安くなります。ハーレムなど北側に行けば行くほど危険度があがり、夜は殺人などもあったりします。南はチャイナタウンがあるのでアジア人が多め。要は中心部は安全、北や南の端は危険と思って下さい。後、海沿いや港が近いエリアも危険と聞いています。あくまで夜の話です。日中は安全といえます。
私の友人でニューヨークの中心部で1人暮らし6畳ぐらいのワンルームでシャワー、トイレ付のアパートで1800ドルぐらいしていました。
シェアハウスでも1000ドル前後。
ただ、マンハッタンのどこに行くにしても地下鉄が沢山あるので非常にアクセスは良いし、絵に描いたようなニューヨーク生活を非常に満喫出来るエリアだと思います。
セックス アンド ザ・シティーの様な生活をしたい方におすすめです。一度はマンハッタンで生活したいものです。
②ブルックリン区
ニューヨークを知らない人でもなんか聞いた事があるブルックリン。一時期、洋服や雑貨などにブルックリンと書いているのを目にしたはず。
そんなブルックリンはまさしくお洒落な人が多く住む街です。マンハッタンの南から南東に位置しています。イメージとしたらニューヨークのマンハッタンがそのまま延長したようなエリアです。特にマンハッタンに近いエリア、ダンボなどと言われている場所はブルクリンブリッジがあり、その周辺も有名な観光エリアになっています。
高級住宅街でもあり、多くのセレブが住んでいると言われています。ちなみに私の好きなアーティストもブルックリン在住です。
近年、マンハッタンの地価が高騰して様々なもの、お店や人がブルックリンに移ってきています。なのでマンハッタンよりのブルックリンはニューヨークの中でも非常にお洒落で最新の情報の発信地になっています。いわゆる今のニューヨークを象徴する場所です。
日本に例えると、新宿や渋谷、梅田や難波ではなく、代官山や二子玉川、堀江や本町みないなかんじでしょうか?わかりにくくてすみません・・・。
ブルックリンの治安や家賃は?
このエリアは白人が比較的多めのエリアです。また、お洒落を好む日本人も多く住んでいます(誤解を招く表現だったら申し訳ございません)
また、少し南に行くと小さいチャイナタウンがあったり、さらに南東に行くとブルックリン大学やジャマイカ人の街があったり、ニューヨークで数少ないビーチ(海水浴場)や遊園地、水族館などがあります。とてもバラエティに富んだエリアです。
此処は南に行けば行くほど黒人が多くなり危険なエリアと言われています。海沿いや港の周辺はギャングのエリアだ、なんて話も聞いた事があります。多数の有名なラッパーの出身地でもあるブルックリンは多少危険があるかもしれません。
シェアハウスなら1000ドルから850ドルくらいでしょうか?
ブルックリンは結構エリアが広く値段の幅があります。好みのエリアで探してみるといろいろあってよいと思います。本当に複雑なエリアで極端に言うと駅によって人種が違うのでこの駅は中国か?とかここはアフリカか?なんて思うことも多々あります。その分、その国のレストランやスーパーなどがあり楽しみも沢山あります。
マンハッタンより少し家賃は安いですが、危険度は上がります。
最新のニューヨークを知りたい方におすすめなエリアです。
③クイーンズ区
ずばり、節約生活するならおすすめです!わたしもこのエリアに住んでいました。
家賃は安価でアジア人も多く、治安が比較的良いエリアです。初めてニューヨークに来た日本人の入門的なエリアと言えます。 ニューヨークメッツの本拠地であったり、テニスの全米オープンの開催地でもあります。古くはグーニーズという映画や、最近ではスパイダーマンの主人公が住んでいたエリアにもなっています。
家賃は6畳くらいで1人暮らし、シャワー、トイレ付で1000ドルから1300ドルくらい。
シェアハウスなら550ドルから900ドルくらいです。
ただ、思っているニューヨークとは程遠い生活になります。アジア人が多く、スーパーなども中国人が経営しているものが多く、漢字表記だったりとてもアメリカだと思えません。しかしアジア人が多いので比較的なじみのある味のレストランなど多く、値段も安価なものが多いです。
北部はギリシャ人のエリアがあったり、南部はブルックリンとくっついています。
またメキシコ人や中東の方が多く住んでいるエリアもあります。
クイーンズはニューヨークらしくないけど節約生活や安全に暮らしたい方におすすめです。
④ブロンクス区
こちらはマンハッタンの北に位置していて、有名なニューヨークヤンキースの本拠地でもあり、またニューヨーク最大の動物園、ブロンクス動物園もあります。
現地の日本人は皆、こう言います。
ブロンクスには住まない方がいい!と。
たまに住んでいる日本人の方はいますので個人の自由だとは思います。
結論から言うと・・・おすすめしません。とても危険です。高速道路や工場などが多いエリアで北部はニューヨークの郊外に続いています。
⑤スタテンアイランド区
こちらはマンハッタンからフェリーで海を渡るか、車で大回りして行く事が可能なエリアです。ちょっとした島になっていて交通も不便なので車を持っている方なら良いかも知れません。
これといった観光地もなく、フェリーに乗っている時に自由の女神が見えるくらいです。
また、1人暮らしの家はほとんどなく、郊外なので家族で住む家が多いエリアになります。シェアハウスも募集がほとんどありません。
思っているニューヨークらしさは、ほとんどなく郊外といった感じです。東京でいうと23区外の町みたいな感じです。
通勤も不便なのでおすすめはしません。郊外で静かに暮らしたい。時間がかかっても良い方はいいと思います。
以上、ニューヨーク、どこに住む?でした。
お役に立ちましたでしょうか?
かなり簡単に紹介しました。こちら英語の苦手な方に向けてなるべくカタカナ表記にしています。
英語表記の方が現地の方は検索などしやすいとは思いますが、そこはご理解下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。